キアゲハ通信No.100-「ポケモンGo」
2016.11.16 更新
「ポケモンGo」
院長 西田 善彦
記念すべき100回ということでもっとうんちくのある話をしようかと思っていましたが,今回は7月以降今もまだホットなゲームの話をどうしてもしたいと思います.
私は元々ドラゴンクエストのようなRPGゲームが大好きでかなりはまっています.私の大学時代の友人の同級生がゲームデザイナーの堀井雄二さんということ,仮想の世界で現実とは違ったことをトコトンやれる事,アイテム収集がコレクター魂に火をつけることなど多くの理由からです.そしてこういったゲームも最近ではネット化され多くの会ったこともない人とも体験が共有できるようになりましたが,今回のポケモンGoはある1点で画期的に違う点があります.それは家に引きこもっていては駄目で実際に外に出かけていかないとゲームが進まないという点です.
私はそれまで職場と自宅の往復だけの1日700mほどしか歩いていませんでしたが,ポケモンGoを始めてからは1日約5km弱は歩くようになりました.これで少しは健康寿命を延ばせるのではと期待しております.それからポケモン出現情報を共有するため時には初対面の人とも直接的にちょっとだけ親しくなることもあります.
このように従来のゲームには無かった効用を持っているポケモンGoですが,その一方では気に入らない面もあるようです.その1つは,ポケモンは人の集まるところほど出現数が多く,その結果としてレアなポケモンは確率的にも都会に行かないとゲットしにくいという点です.これは現実の社会でも例えば参議院選で徳島・高知が合区されており,1票の格差という言葉で都会との格差をさらに助長させ地方を切り捨ててますます地方は衰退してゆくこと事と憂います.また顧客の声を無視してアップデートごとにゲームを不便で楽しくないものにしていっているという批判もあります.
人気におごることなく,実際に皆様の声に耳を傾ける謙虚な姿勢を持ち続けることはどの企業にも大切なことだと改めて感じました.
(院内広報誌「なんきんまめ No.127(2016.11.15)」に掲載)
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