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キアゲハ通信No.099-「リオオリンピック」

2016.09.15 更新

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「リオオリンピック

院長 西田 善彦

 リオオリンピックの日本人選手の活躍,素晴らしかったですね.金メダル12個と予想以上の成績に感動しました.寝不足なのに疲れも吹き飛びました.皆様はどの競技がよかったですか? 私は体操団体とバドミントンのダブルスの金メダルが最高でした.また金メダルでなくとも卓球団体でももらい泣きしそうでした.逆に柔道や女子レスリングの個人種目では金メダルでも当然,銅メダルでは申し訳ないと選手に言われて少々つらくなりました.月並みですが,2人だと感動は2倍,つらさは半分になると言う言葉があります.全くその通りだと思いました.

 さて毎晩のように感激した中でも徳島県民としては,最もうれしかったのはやはり松友選手のバドミントンではないでしょうか?藍住町出身の松友選手は身長159cmと選手としては小柄だけれど繊細なプレーが得意で,パートナーの高橋選手もパワーがありますが決して大柄とはいえません.しかし体格にはあまり恵まれていないこのコンビが世界一になれたのは,まさしく世界一のチームワークの成果だと言われております.そして体格も性格も対照的なこの2人が意見の衝突もなく10年間もコンビが組めている理由について,とても興味深い話が載っていました.それはパートナーの相手に向かって「なんでこういうプレーができないの?」と文句を言うのではなく,お互いを尊敬し信用し合って文句を言う前に「どうすれば自分がもっとできるようになれるか」考えているのだそうです.まだ若いのに本当に素晴らしい考え方を身につけていて感心させられます.

 伊月病院ではこの度MB賞という経営品質に関する賞をいただきました.日本でこの賞を受賞しているのは全国でまだ28病院です.この賞は職員一同が一丸となって患者さんのためにいかに病院を良くするかと努力していることに対して贈られる賞です.今後もさらに松友選手たちの考え方を見習って個人としても病院としても向上してゆきたいと思います.

(院内広報誌「なんきんまめ No.126(2016.9.15)」に掲載)
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